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リハビリテーション科

概要

 当院のリハビリテーション科は1980年に理学療法部門が開設され、その後1986年に作業療法、言語療法部門が開設されました。
 当科では脳梗塞や脳出血などの中枢神経疾患、手足や脊椎の外傷、骨折、変形性関節症などの整形外科疾患、じん肺、肺気腫、肺炎などの呼吸器疾患、腹部や胸部の外科手術の前後、急性心筋梗塞、狭心症、心不全などの循環器疾患など様々な疾患や障害に対応し、患者さんの早期回復、早期社会復帰を目指したリハビリテーションに取り組んでいます。
 また、院内外で開催される糖尿病教室や在宅酸素療法教室、呼吸器教室等において講義や実技指導を行っています。
 さらに、当院は労災二次健康診断等給付病院に指定されており、勤労者予防医療部の一員として労災二次健康診断における特定保健指導の中の運動指導を担当しています。
 このようにリハビリテーション科は疾病発生予防や健康増進から生活習慣病患者の生活指導、続発症と合併症の発生防止、疾病悪化防止、QOL(生活の質)の維持向上まで幅広く関わっています。

リハビリテーション科の理念

  • ・地域の急性期病院として必要なリハビリテーションサービスを提供し、地域住民の早期社会復帰・早期家庭復帰を目指します。
  • ・勤労者の健康増進・障害予防・早期リハビリテーションに積極的に取り組みます。
  • ・誠意と情熱をもって、知識と技術を余すところなく発揮し、患者さんの早期社会復帰・早期家庭復帰を推し進めるとともに、予防医療の分野にも積極的に関与し、地域住民や働く人々の健康増進、障害予防、QOLの向上に貢献します。

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部門紹介

理学療法部門

理学療法部門

 理学療法部門では、整形外科疾患、呼吸器疾患、循環器疾患、外科疾患、糖尿病などの内科疾患、中枢神経疾患の患者さんに対して、関節可動域、筋力強化、起居動作、起立歩行、呼吸訓練などを行いADL(日常生活動作)の早期自立、早期社会復帰を目指します。
 また予防的アプローチにも力を入れており整形外科、外科の手術を受けられる患者さんに対し、肺炎、筋力低下、関節可動域制限などの合併症を未然に防ぐために術前、術直後からリハビリテーションを実施しています。

作業療法部門

作業療法部門

 作業療法部門では、整形外科疾患、内科疾患などの患者さんに対して、関節可動域、筋力強化、起居動作獲得を目的とした訓練を行なったり、認知機能低下予防のための作業を行っています。  整形外科疾患での上肢骨折の患者さんには外来にて自主トレーニングの指導を行っています。
 また中枢神経疾患の患者さんに対して、道具を利用した運動や感覚訓練、高次脳機能訓練、利き手交換および起き上がりや立ち上がりなどの起居動作訓練を行いADLの再獲得を目指しています。

言語療法部門

言語療法部

 言語聴覚療法部門では、摂食・嚥下障害のある患者さんには飲みこみの機能訓練や食形態の調整を行い、安全に口から食べられることを目指します。
 また失語症、構音障害、音声障害などで言葉によるコミュニケーションに問題がある患者さんにその機能向上のための訓練や指導、助言を行います。

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担当医

花林 昭裕 副院長・リハビリテーション科主任部長
花林 昭裕 昭和59年 愛知医科大学卒業
日本整形外科学会整形外科専門医、認定医
日本骨粗鬆学会認定医
                                          
秋田 展克 リハビリテーション科部長、循環器内科部長兼務
秋田 展克 平成13年 名古屋市立大学卒業
医学博士
日本内科学会認定内科医
                                         
丹羽 裕史 脳神経外科主任部長、リハビリテーション科部長兼務
丹羽 裕史 平成8年 名古屋市立大学卒業
                                          

リハビリテーション科スタッフ

・主任部長 花林 昭裕
・部長 秋田 展克
・部長 丹羽 裕史
・中央リハビリテーション部長 1名
・主任理学療法士 3名
・主任作業療法士 1名
・理学療法士 6名
・作業療法士 3名
・言語聴覚士 1名
・助手1名

資格・認定取得者

・呼吸療法認定士 6名
・糖尿病療養指導士 3名
・心臓リハビリテーション指導士 1名
・NST専門療法士 1名
・福祉住環境コーディネーター 1名

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